【自学力をあげる】質問すりゃいい、っていうことでもない

こんな塾を作る

僕は質問を自分から見つけようとしない。

 

つまり、聞かれたらしっかり答えるけど、積極的に質問を回収しようと動くわけじゃない。

 

 

なんでかっていうと、

 

勉強してて「質問しよう!」と思って動くときって、それなりに自分の基準と思うんだよね。

ここまでしてもできないから、聞こう。って

 

心理的な基準が。

 

その自分の持っている心理的な基準を超えてでも、「聞きたい」、「知りたい」と思えるかどうか。

 

勉強においてそこが大事なんだ。

 

 

 

他にもね。

塾生側も「何か質問しないと!」って無理やり引き出すこともある。

 

それを入れ込みすぎたら、「質問することはイイこと!」って思われかねない。

 

必要な時に必要なだけの質問はすべきだけど、無理に質問を作ってしてしまうと、

 

「質問した」という事実に満足し、肝心の「解答」に興味を示さなくなるんだよね。

 

 

あとは、

分からんかったらすぐに質問すればいいもん♪

と思われても困る。

 

成績が上がるときって、

できなくて、イライラして、ストレスもたまって、でも、調べて、考えて、でもできなくて、考えて、それでもできなくて、

 

そうしていくうちに、「これ、こうかも!もしかして・・・」ってできるようになる、

こういう瞬間だったりする。

 

だから、全部聞けばいいやって思われたら、成績を上げれるものも上げれない。

 

でも、質問しやすい雰囲気を作らないといけないし、生徒の状況も見抜かないといけない。

 

だから、日々の観察と関係性づくりを徹底していく。

 

これが大切だと思っている。