僕の中にもう答えはあって
ズバリ
解答を言うと
「ヤル気になってほしい」
そう思った時点でもう遅い
「ヤル気スイッチ」という言葉があると思うのだが
「ヤル気スイッチどこにあるんですかね」
「先生、ヤル気スイッチ押してくれませんか」
という相談を受けてきたんだが
「そうですねー…」といいつつ
心の中では
ないのでムリです
の一択だった。
だって
ヤル気スイッチなんてものは
存在しない
のだから。
ないもの探せって言われてもムリでしょ？
そんなんありっこないんだけどな・・・
と思いつつ。
だって、そうじゃない？
スイッチ押して、
急にヤル気になってくれることなんてないでしょ？
洗濯機や掃除機、電子レンジみたいに
今までは休んでいて、とくに掃除機みたいに暗い部屋に入っていた子たちが
ボタン１つ押すだけで全力でヤル気なってくれる。
人間にそんなことはありえなくない？
何かのきっかけで
急にヤル気になって行動できる
そんなことはムリ。
「ヤル気」というのは
何年もかけて、気持ちの作り方や物事の捉え方を
教わり
正され
実践し
失敗し
反復し
褒められ
時には
叱られ
そういう過程をもって
訓練していくもの
である。
もともと
備わっていて、それを探し見つけていくものじゃない
ということだ。
つまり
今までの蓄積が大切。
ヤル気を出してほしい
と考えるときは
時すでに遅し。
でも、今後
本気でヤル気を出してほしいと思うのであれば
年単位で矯正しなければいけないという事実を
覚悟して
毎日毎日
根気よく
向き合って、伝えていかなければいけない。
これだけ。
