母親の「狂気」

query_builder 2026/06/05
母親の「狂気」




少し前のドラマだったかな。




二月の勝者という中学受験を題材にしたドラマがあったんだけど、




そこで言われていたセリフだ。





君たちが合格できたのは




父親の経済力と母親の狂気




のおかげだ。




と言うセリフ。






ほうほう



なるほど、




母親の狂気か。




「狂」う「気」と書くが




気が狂ったように



𠮟りつけて、なんとしても勉強させなければならない。



ということではなくて、








強靭な精神力





のことを意味しているのだと思う。





僕はママににはなったことがないし、これからも一生なれない。




だから




「ママの気持ち分かります!」



なんて口が裂けても言えない。




だから、



ママの気持ちになって書くことなんておこがましい。



だけど、僕自身が当時、母親からしてもらった経験をもとに書くことはできる。




それを言語化していこうと思う。




受検勉強の過程で、実力テストだったり、模試だったり



いろんなテストを受けることになる。




応援しているものの、目の前の点数や判定を見て、



「もっと頑張らないと」



「ここままじゃ、合格は...」



と思ってしまい、ついつい口に出してしまうときだってあるだろう。



そんな愛情ゆえの不安が、



親を勉強のための「マネージャー」に変え、



ときには勉強の「監視役」までにもレベルアップさせてしまう。




その結果、一番の応援者のはずだった親が、



勉強する上でのストレスの原因になってしまう。




受検において本当に怖いことは



志望校に合格できないことではない。






合格という結果を得るために過ごしてきた時間が、親子の信頼関係の破綻や子供の自己肯定感を失わせる





これが一番怖いんだ。




受検で得た経験が子にとって



「親が支えてくれた有難い経験」として刻まれるのか



それとも、



「叱られ続けて、嫌々やらされ自信を無くした経験」として刻まれるのか



それは親にかかっているのかもしれない。





そう考えれば、僕の母親は前者だった。






母親の「狂気」とは






目の前の結果に、感情的にならずに冷静、外で頑張っているわが子を、労いホカホカの温かいご飯で迎え、家庭を「心を休ませる空間」に保つための強靭な精神力を持つこと






なんだと思う。




当時、家でのご飯の時間に




「勉強の話」をほとんどしなかったのは




母が「心を休まる空間」に保ってくれていたのか。





と、当時のことを今こうやって




言語化して分かった。




これが




母親の狂気というものなのか。












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