歴史が苦手という中学生が多いなと感じます。
実はこれ仕方ないんです。
それもそのはず
教科書が歴史の流れをごちゃごちゃする書き方をしてしまっている
ことが原因の一つあるんです。
中学の歴史の教科書は日本史の話をベースにして、ところどころで世界史のページを数枚挟んでくる
構成になっています。
だから、
足利義満ーーー・応仁の乱ーーーーーとか言って、室町時代の授業やって
次のページをペラッ
ルター、カルバンの宗教改革!!大航海時代!!コロンブス、バスコ・ダ・ガマ登場!ドーーーーン!
みたいな。
んで次のページをペラッ
戦国大名、織田信長が桶狭間の戦いで今川義元を破る!
ええええーーーーーー、急に・・・
って(笑)
日本史やっていると思ったら、次の授業は世界史になっていたりする。
だから、教科書のつくりが歴史の流れをわかりにくくさせていることが原因の一つ
だということは少なからずあると思う。
時代が変わるきっかけの出来事、何が原因でこうなったのか、なにがそうさせたのか
のような歴史と背景を知って流れを掴むことができない
そうなれば、みんな
教科書の太字を単発で覚えていく勉強法になってしまう。
定期テストはそれでも高得点はとれるが、
石川県の公立入試の歴史分野は歴史的な背景を正しく理解していますか。
という問題ばかり。
模試や実力テストで社会の点数が、特に歴史分野が低かった
↓
よし、歴史勉強しよう!単語めちゃめちゃ覚えたぞ!!一問一答最強!
↓
いざ、テスト!あれ?あれだけ勉強したのに、点数が伸びない。
↓
もう、歴史嫌い
↓
勉強する時間が減っていく
↓
どんどん忘れる
このサイクルが歴史を嫌いになる王道パターン。
だから、歴史ができないことは自分の記憶力がないのでなくて、
中学社会の授業の進み方、教科書のつくりに少し原因はあると思うよ。
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